54才で俳優デビュー!本業はいったい何?

出る作品出る作品で異様な存在感を発揮する田中泯さん。ですが意外にも俳優デビューは54才の時でした。

元はクラシックバレエ、モダンダンスなどを学んだダンサーで、途中から既存のダンスに反発してオリジナルの踊りを追求し、世界的にも高い評価を得てきた方なのです!

また、農村に住み、農業に従事することで体の内側から溢れ出る感情を踊りにすることを重視しています。テレビや映画界との結びつきも、最初は振り付け家として仕事をしていったことが俳優業へとつながったようです。

 

初めて演じた映画で新人男優賞を獲得!

田中泯は『たそがれ清兵衛』で、主人公と壮絶な死闘を繰り広げる役で出演し、第48回キネマ旬報賞で新人男優賞を、第26回日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞と新人俳優賞を受賞しています。

これを機に、映画やテレビに多数出演することになっていきます。特に多かったのがNHKのドラマ。『ハゲタカ』や『龍馬伝』でいぶし銀の存在感を発揮。朝ドラの『まれ』では寡黙だけれど優しい塩職人を演じ、田中裕子さんと夫婦役ということでさまざまな名シーンが生まれました。

死に瀕したゲイバーのママ役で話題に

2005年『メゾン・ド・ヒミコ』でゲイバーのママ役を演じます。この役どころ、オダギリジョーが彼氏で、妻と娘である柴崎コウを捨てたという過去を持ち、今は末期がんでほぼ寝たきり。淡々とした喋り方ながらなぜか存在感があって、独特の着こなしもあり、泯さんじゃないとなかなかできない役ですよねー。しかもオダジョーが彼なんだし、美形でスタイルがよくないと納得できない。

この映画、ゲイの老人ホームが舞台なのですが、ひとりの老人が脳梗塞をわずらい、家族に引き取りに来てもらうために家族にはゲイとカミングアウトせずに引き渡したり、なかなかしみじみとしたシーンが多く個人的にかなり好きです。あと、オダジョーに加え若き西島秀俊さんも出てる!しかもけっこう際どいシーンをたくさん演じてます。イケメン好きにもたまらない映画かも。

『永遠のゼロ』では着物でヤクザの親分を





『永遠のゼロ』はベストセラーとなった小説を映画化したものですが、すごいキャストなんですよ。主演はV6岡田くんだし、若手は三浦春馬、吹石一恵、新井浩文、井上真央、染谷将太、浜田岳。ベテラン勢も風吹ジュン、橋爪功をはじめそうそうたるメンツなんですが、やっぱりこの中でも田中さんの存在感がとにかく光ってました!

迫力のある啖呵、身のこなし。また和服が似合うんですよねー。映画そのものはよく出来ていたし、リアルだったしすごいなあとは思うんですけど、若干戦時中の日本人はすごかった、頑張った、今の日本人は堕落しちゃって…的な説教臭さが鼻についたというか。でもストーリーは面白いし、なんたってこの豪華キャスト。空中戦もリアルだったし、一度観てみて損はない映画だと思います。

『るろうに剣心 京都大火編』ではすごいアクションを披露

この役のオファーがあった時、監督に「俺をめちゃめちゃ動かすんだったら出る」と言ったという泯さん。史上最高の68才(注・出演当時)を見せてやる、という意気込みでアクションシーンの練習をしたそうです。その甲斐あってか、主役の佐藤健さんを超えかねないすごいアクションシーンが完成!伊勢谷友介を相手に互角に戦い、伊勢谷さんが現場でマッサージを受けている一方でひょうひょうと帰って行ったんだとか…。伊勢谷さんが「かっこいい、悔しい」と言ったのも頷けますね。

だってこの二の腕の筋肉、すごいもんな…さすがとしか言いようがない。

 

ということで、おすすめ映画を何本かあげてみました。今後泯さんがどんな作品に出るのか、楽しみでしょうがありません。まさに今の日本の映画界にはなくてはならない存在といえそうですね!一方、プライベートはほとんど語られていませんが、どうやらご結婚はされてない様子。山梨県在住ということで、映画や朝ドラに出演されているときはどうやって通っているのかなとか、ホテルに泊まっているのかとか、ちょっと気になりますよね〜。これからもずっとカッコいい存在でいていただきたいです。